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こないだちょろっと当ブログのアクセス解析データを見たところ、最近「文字化け 解読」「文字化け ツール」みたいなキーワードでのご来訪が多かったんですね。
「みんな文字化けメールに苦労してんだなー」と思うと同時に、ある思惑が。
アクセスが多い → そんな需要に沿うツールを作る → そこに広告を張る → 温泉!温泉!
そんな不埒な思惑のもとw、ちょーど時間もあったんでイキオイ100%で作ってみました☆
ちょっとカワイイ!?文字化け解読ツール「もじばけらった」!!
以下にカンタンな機能説明と、制作に関するよもやま話をご紹介しちゃいますっ!
「もじばけらった」は、文字化けしちゃった文章の解読をお助けする無料のwebサービスです。
あんま文字化け現象に詳しいワケでは無かったんですが、この「もじばけらった」作成に際していろいろ調べてみたところ、文字化けの性質上、化けた際に文字を構成する一部が欠損しちゃったりすると、もう何が欠けたかは闇の中なんだそうです。
なので「うまくすれば、ちょっとは解読のヒントになるような文章があるかも?」ってゆー感じで、そんなにそんなに精度の高いモノではありません。。。
ただ、いくつか実験的に化け文字を入れてみたところ、それなりに読めたケースも多かったので、「読めたらラッキー♪」くらいの気持ちで使っていただければ、と。
使い方はちょーカンタン☆
フォーム内に文字化けた文章をコピペして変換ボタンを押すと、様々な方法でデコードした結果が、それぞれのタブに表示されます。
一応のところ、上部タブが「保存される前の文字コードと思われるもの」、下部タブが「保存された後の文字コードと思われるもの」というくくりなんですが、とにかくいろんな組み合わせで、片っ端からポチポチしてみてくださいっ!
そこから先は天賦....!神の賽に愛されるか否か....!(カイジ・談)
基本は mb_convert_encoding 関数の一発勝負!URLエンコードやbase64なんかはそれぞれ専用の関数を使いました。
で、一番の問題は「JIS-Repair」、要は壊れたShift-JISの修復なんですが、これは前述の諸々調査時に知った「Shift-JISの最初や最後に付く特定の文字コードが、何らかの理由で抜け落ちてしまった」という事象を想定して、強制的に文字の前後に特定の文字コードを付与しています。
コレ、1文字ずつ分解してから bin2hex 関数という見慣れないメソッドで「文字列を16進数に変換」して、文章の前後に特定文字コード「1b」を付与、最後にこれまたあまり見かけない pack 関数で「データを16進コード文字列に変換」しています。
いやー、こんぴゅーたーってムツカシイ。。。
もちろんのお話ですが、入力された内容をデータベースに保存してたり、どっかアヤシイとこに転送したりとか、そーゆーコトは一切してないので、安心してご利用下さいまし☆
とはいえ例によって例の如くで恐縮ですが、万全を期してはいるものの、当サービスを利用したことによるいかなる請求・損害・その他の義務について、何らの責任も負わないものとしますので、ご利用は自己責任の上でお願い致します。
あと、当ツールを使っても解読できなかった文章は、ワタクシなんぞにゃ解読できる筈も無いので、メール送って来られても困っちゃうんだからねっ///
3回くらい奇跡が起こって、なんとか今の姿となりました。
イラスト上手な人には、畏怖の念すら感じます。
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smkn より:
2012/02/26 4:53 PM
コメントありがとーございます!
お役に立てたようで、なによりです☆
ほぼ、読めました! より:
2012/02/26 12:50 AM
さっき、GIGAZINEで読んだので、さっそく、使ってみました。
以前もらって、気になっていたメール(唯一、文字化けしたメール)が、9割方読めました!謎が解けて、しあわせです(笑)
ありがとうございまいた。